竹田の子守唄-2009/01/21

今日は、もしかするとこのブログを読んでいる方にはマイナーかもしれない、「竹田の子守唄」を、取り上げてみました

もともとは京都府の竹田地区などで歌われていた民謡を、赤い鳥が歌って有名になった曲です
ミリオンセラーだそうです(ちなみにB面は、「翼をください」)
詳しくはWikipediaでも見てください

子守唄と聞くと、子供を寝かせるための歌だと思われがちですが、この歌は子守をしているヒトの、労働歌です
本来ならば、「竹田の守り子唄」なんでしょうね
歌詞もメロディーも、哀しくて、ちょっと寂しいですが、なぜかココロに沁みてきます

この歌は、いろんなアーティストによって歌われているみたいですが、ズバ抜けているのは、やっぱり赤い鳥(または、山本潤子)の作品だと思います

なんと言っても、数々の歌をヒットさせ、いまだに活躍中の名ボーカリスト、山本女史の澄んだ声が圧巻です
赤い鳥バージョンでいいのがYoutubeになかったので、近年山本さんが歌ったものを、マズは紹介
山本潤子/竹田の子守唄

さすが小田和正も脱帽した歌唱力です

その小田氏も、オフコース時代に歌っているようです
オフコース/竹田の子守唄

山本さんには劣るものの、素朴さ、哀しさをきちんと表現した、いい作品だと思います

次は、微妙に素人っぽいヒトのを
でんき君/竹田の子守唄
相当上手なんですが、注目すべきは、2分目から始まる部分
「久世の大根飯 吉祥(きっちょ)の菜飯
またも竹田のもん葉飯」
歌詞が、赤い鳥のものと違います
実はここの歌詞がけっこう重くて
参考資料が段ボール箱の中に埋もれてしまい、うる覚えで恐縮なのですが、要は他の地区より竹田地区のご飯が貧しいものである、って話で
竹田地区の民謡伝承者の方が、この歌詞を世に出すのを嫌がったって話があったそうです
それを歌っているという点で、この映像は興味深いものがあるかと

あとのは、もう、なんというか・・・
赤い鳥をカバーしたもの以外は、子守唄と守り子唄を勘違いしたようなアレンジばかりでげんなりです
ジャズバージョンとかアップされてますが、そりゃねーだろって感じです
使える楽器は、ほんとフォークギターでギリギリじゃないですかねぇ

この投稿にかぎっては、歌い手も、コメントつけているヒトたちも、完全に勘違いしてます
いや、上手いと思うけど、歌い手自身が自分の歌を「寝るって雰囲気じゃないな」は、ねーだろ
歌詞読めば、寝かせる目的じゃないのは一目瞭然でしょ
*追記:一番上のコメントだけが、きちんと指摘してますね


ちょっと悪態ついちゃいましたが、言葉や音に宿る「意味」とか「魂」って大事だと思うんですよね

ある曲を、さまざまな解釈で演奏・歌唱することは、とてもすばらしいことで、それこそがカバーソングの醍醐味だと思いますが、こういう誤解釈、または無解釈なカバーは、してはいけないと思います

ま、とにかく、山本潤子は神


*iTMSで、竹田の子守唄を検索したら、想像以上の数がヒットしました
ざっと視聴したのですが、やっぱり山本潤子が一番いいですね
けど、後もそんなに悪くもなかったです
まあ、赤い鳥の歌がベースになっているんですけどね
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  by gomid | 2009-01-21 20:12 | 音楽

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